コラム

マネジメント研修とは?|研修の種類や特徴について

現場のマネジメント力に課題がある

事業の成長にマネジメントが追いついていない

マネジャーが人材育成ができず人が育たない

マネジャーにマネジメントの意識が低い


このような課題意識は、ほぼ全ての企業に多かれ少なかれ存在しています。

今回は既にマネジメント研修を実施している、これから実施しようと考えている企業の参考になればと、マネジメント研修の種類や特徴について解説します。


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マネジメントに求められることとは?|管理職に期待する役割

マネジメント研修について考える前に、まずは管理職に求められている役割について確認します。

マネジャーに必要なマネジメントスキルに関しては、理論や概念的な話はたくさんの情報があり、皆さんも目にしたことはあると思います。

ここではひとつひとつ取り上げて説明はしませんが、どんな能力が必要かは大枠イメージができると思います。


では、実態として企業は管理職に対しどのような役割を期待しているのでしょうか?

参考になるデータとして、日本の人事部が発行する人事白書(2743社の人事、経営陣を対象に調査)に下記のようなデータがあります。

これによると、「部下の育成・マネジメント」や「組織の活性化、維持向上」といったピープルマネジメントが大きく期待されていることが見て取れます。


多くの企業が、このピープルマネジメントの部分を強化したいと考えており、実際にマネジメント研修を行っています。

では、ピープルマネジメント力を高める手段としてはどんなものがあるのでしょうか?

マネジメント研修の種類と特徴|組織の状況にあった手段の選択を

マネジメント研修は、あくまで管理職のマネジメント力を強化する目的のための手段であり、各企業の現場の状況や、管理職の状態によって、適切な方法を選ぶ必要があります。

例えば、管理職の行動変化に繋がらないことが課題の企業で、座学研修を繰り返していても効果は見込みにくいです。管理職全体の底上げをすることが目的の企業でeラーニングを導入しても、利用者はやる気のある一部に留まってしまうのが普通ですので、効果は薄いでしょう。

参考に、主な研修のメリット・デメリットについて下記にまとめます。


<代表的な研修手法について、メリットとデメリット>

OJT(on the job training)

  • メリット:個別性が高い。実務に沿っているので行動変化に繋がりやすい。記憶に残りスキルが定着しやすい。

  • デメリット:指導者の能力に依存するので質にバラツキが出てしまう。仕組みとして人事が計画的に関与することができない。

座学研修

  • メリット:全員が同じ内容を学ぶこができる。受講者は慣れており参加しやすい。

  • デメリット:個々の課題に合わせることができない。実務とギャップがあり現場で適用するのが難しく行動変化に繋がりにくい。

グループワーク

  • メリット:疑似課題の解決を通じて学ぶため理解がしやすい。半ば強制的に受講者を研修に主体的に参加させることができる。

  • デメリット:個々の課題に合わせることができない。参加者のレベルが一定でないと効果が薄いが、研修実態として前提条件を揃えるのは困難。

eラーニング

  • メリット:いつでも好きなタイミングで、学びたい内容を学ぶことができる。学習できるコンテンツが豊富である。

  • デメリット:意欲がある人しか取り組まないため利用率が低い、習熟率にバラツキが出る。本人が学びたいことと、強化すべき課題が合致しているか分からない。

最後に弊社サービスについても

マネトレ(オンラインコーチサービス)

  • メリット:個々の課題にパーソナライズされた学びが可能。実務を通じて学ぶため、行動変化に繋がる。

  • デメリット:全員が同じ内容を学ぶべきものには対応できない。ピープルマネジメントの強化に限定される。

いかがでしたでしょうか?

管理職の置かれている状況や、レベル感、これまでの研修で解決されていない課題等、それぞれの企業の状況によって、最適な管理職研修の手法は異なります。

研修内容の検討はもちろん必要ですが、どういった手法を使うべきかについても、研修会社の用意したコンテンツに左右されることなく、企業側でもしっかりと考えていきましょう。

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